ここで云うプロジェクト管理ツールは、PM(プロジェクトマネージャー)、PL(プロジェクトリーダー)が作成する、ガントチャート等の工程管理表を作成するツールのことです。
開発プロジェクトでは、主に、プロパーへの報告の為、ガントチャート等、作成し、進捗に遅れがないかを、逐次報告する必要があります。特に長期プロジェクトの場合は、尚更です。
この工程管理表をEXCEL等で作ろうとするとかなりの時間がかかります。これを効率化し、最小限の労力でプロジェクト管理できるようにするため、多くの現場ではプロジェクト管理ツールが導入されます。
ここでは、このプロジェクト管理ツールの中で、メジャーな製品をまとめています。
1.Microsoft Project
マイクロソフトのプロジェクト管理ツールです。有償のプロジェクト管理ツールです。
・プロジェクト管理
・ポートフォリオ(成果)管理※
・リソース管理
を統合的に管理できます。
※ポートフォリオ管理はクラウドではProject Plan 5のみで利用可能。下図参照して下さい。
ガントチャートを始めとして、様々な工程管理の手法が、テンプレートとして準備されていますので、最小限の労力で、高度なプロジェクト管理を実践できます。
以下のようにクラウド及びオンプレミスの両製品が発売されています。
~ Microsoft Project ~
Microsoft Project(https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/project/project-management-software)
2.Redmine
Webベースのプロジェクト管理ツールです。Apache等のWebサーバー上で運用します。
ガントチャート、カレンダー、ロードマップを始め、チームごとのWiki等、情報共有の仕組みも準備されています。
無償、商用可、OSSのGNU Licenseで運用されます。
Redmine(http://www.redmine.org/)
3.Trac
Webベースのプロジェクト管理ツールです。Apache等のWebサーバー上で運用します。
Redmineと内容的には変わりません。RedmineはRubyベースで開発され、TracはPythonベースで開発されている点が違いですが、利用者側に影響する話ではありません。
無償、商用可、OSSのBSD Like Licenseで運用されます。
Trac(https://trac.edgewall.org/)