【平成31年4月30日で確定】和暦のシステム対応

 和暦は不定期に更新が発生するため、システム的には扱いにくいです。しかし、官公庁、裁判所の公式文書はすべて和暦であり、一般企業であっても、社内システムに和暦を一切使わないと言える企業は少ないと思います。

 平成31年(2019年)5月1日からは生前退位により新元号になることが確定しました。約1年後に迫った元号変更を前に、和暦のシステム対応について考えてみたいと思います。


 2019年の生前退位については、当初2019年1月1日という話もありましたが、2017年10月20日現在、
2019年4月1日が有力となりました。さらに2017年11月22日、ニュースにおいて
2019年4月30日に生前退位、2019年5月1日から新元号が濃厚との報道が出ました。
 そして、平成29年12月1日開催の皇室会議において、
 「平成31年(2019年)4月30日」に生前退位、「平成31年(2019年)5月1日」から新元号
と確定しました。

 NHK NEWS WEB(https://www3.nhk.or.jp/news/special/japans-emperor5/)



1.和暦を整理

 1926年、1989年、2019年について元号が重複しますので注意が必要です。

  ~1926年12月24日 :大正
  1926年12月25日~1989年1月7日 :昭和
  1989年1月8日~2019年4月30日 :平成
  2019年5月1日~ :新元号

 ということでシステム的には結局、年単位で和暦の判定はできず、日単位で判断するしかありません。

 下表のように、2019年時点で、大正15年生まれは93歳ということになります。新元号登録時に大正を残すか消すかも検討事項になると思います。

2.次の和暦の命名規則

 今回のように生前退位の場合、2019年5月1日から新元号となることがあらかじめ分かっていることになります。

 そうなると早く新元号を決めてもらわないと、2019年5月1日以降和暦表示ができない状態になります。

 このため2017年11月23日現在、2018年の夏までには発表すると云われています。

 発表までにできることは、新元号の枠を準備しておくことですが、はたして新元号は2文字なのでしょうか?

 過去に遡ると4文字の元号もあるのですが、元号法に規定されず、明確ではないものの、

・漢字2文字
・略称アルファベットが過去と重複しない

と、「元号に関する懇談会」レベルで規定しているのとことです。


 2018年1月3日、「政府は1文字15画を上限とし、できる限り画数の少ない漢字を選ぶ方針」と報道がありました。

 YOMIURI ONLINE(http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180102-OYT1T50071.html?from=ytop_main4)


 また、環境依存文字である和暦の合字について各ベンダーが対応を検討といわれていますが、使ってる会社あるんでしょうか。



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