2Dの画像編集ソフトについてはPhotoshop、Illustrator一択ですが、3D画像編集ソフトについては製品が乱立する状況で目的ごとキラーソフトが分かれています。
・より簡単に3D画像を作成する
・高度な動画にも対応した3D画像をモデリングする
というコンセプトで2極化しています。
ここではこの2極化の代表製品をまとめています。
1.Adobe Dimension
「より簡単に3D画像を作成する」ソフトの代表格
Adobeの開発、販売する3D画像編集ソフトです。ソフトの特徴として、本格的に一からモデリングするというより、多数の既にモデリングされた3Dライブラリと2D背景画像を組み合わせて、より簡単にすばやく、3D画像を作ることに主眼が置かれています。操作方法もPhotoshopに慣れたユーザーには非常に覚えやすく分かりやすいインターフェイスです。2Dの背景写真と3Dモデルのなじみかたが素晴らしいです。
他のAdobe製品と同じくCC(Cleative Cloud)においてサブスクリプションプランで提供されています。

Adobe Dimension(https://www.adobe.com/jp/products/dimension.html)
サブスクリプション料金(月額料金)
購入者 |
購入プラン |
料金 |
備考 |
個人 |
年間プラン(年払い) |
\26,160- / 年 (税別) |
1年縛りのプランの一括払いです。途中解約する場合、残存月数×50%の料金が解約料として差し引かれた上で返金されます。 |
月々プラン |
\2,180- / 月 (税別) |
月々のプランです。解約料はかかりません。 |
法人 |
月々プラン |
\2,980- / 月 (税別) |
月々のプランです。解約料はかかりません。 |
コンプリートプランというAdobeの製品がすべて利用できるプランもありますが、上記はDimension単体のプランです。
全てのプランで自動更新がデフォルトONになっています。継続的に使用するかしないか状況に応じて設定変更しておくべきです。
法人プランは月々プランのみです。
年間プラン(一年縛り)の場合、更新月の前月のみ解約料なしで解約できます。このタイミングを覚えておかないといけないのでかなり大変です。
個人の場合、フリーのデザイナー等、確実に一年以上利用する方以外は、総額では高いですが月々プランで契約することをお勧めします。契約以降、使用状況を見て一年縛りに切り替えるかどうか考えることが出来ます。
マルチプラットフォームでWin、macOSどちらにもインストールできます。1ユーザーで2台までインストール可能ですが同時使用は1台のみです。
全プランでAdobe Fonts、Adobe Sparkの利用が可能です。
Adobe DimensionだけでなくIllustrator、Photoshop等、全製品が利用できるコンプリートプランについてはこちらでまとめています。
2.3DS MAX
「高度な動画にも対応した3D画像をモデリングする」ソフトの代表格
オートディスクの開発、販売する3D画像編集ソフトです。オートディスクはCAD分野のデファクトスタンダードソフトである「AutoCAD」の開発、販売会社としても有名です。3Dモデリングの最高峰、ハイエンドソフトです。ゲーム、テレビ、映画業界で最高レベルの3D画像、動画を作成するために広く利用されています。プラグインが各社から販売されており、拡張性も高いです。
Winのみ対応です。この為macOSユーザーは同社の別ソフト「Maya」を利用します。
サブスクリプションプランで提供されています。

3DS MAX(https://www.autodesk.co.jp/products/3ds-max/overview)
サブスクリプション料金(月額料金)
購入プラン |
料金 |
備考 |
1年プラン |
\248,400- / 年 (税別) |
1年一括払いです。 途中解約する場合、残存月数の返金はありません。 |
2年プラン |
\496,800- / 年 (税別) |
2年一括払いです。 途中解約する場合、残存月数の返金はありません。 |
3年プラン |
\670,680- / 年 (税別) |
3年一括払いです。 途中解約する場合、残存月数の返金はありません。 |
月々プラン |
\31,320- / 月 (税別) |
月々のプランです。 |
全てのプランで自動更新がデフォルトONになっています。継続的に使用するかしないか状況に応じて設定変更しておくべきです。