HTMLページの言語設定

HTMLページの言語設定

 HTMLページに設定できる言語設定は3つです。1つは日本語、英語といった言語設定。もう一つは文字コードの設定。そして最後に文字フォントも設定です。文字フォントについては通常CSSで設定することが推奨されていますが、HTMLでも非推奨ですが指定できますので紹介しておきます。
CSSで設定できる文字設定は別ページでまとめていますので、各々どのような違いがあるか見比べて下さい。


言語設定

 <html>タグで設定します。日本語は「ja」です。この言語設定は文字コードのように文字化け原因となるような重要な設定ではなく、あくまでSEO的なものです。このページが何の言語で書かれているかを明示的に分かるようにして検索エンジンに対しカテゴライズするための情報を与えます。

 ~ 言語コード一覧 ~ 

言語 コード
日本語 ja
英語 en
中国語 zh
韓国語 ko
フランス語 fr
ドイツ語 de
ロシア語 ru
アラビア語 ar
タイ語 th
ベトナム語 vi
インドネシア語 id

 日本語を使う国は日本だけなので問題ないのですが、英語だけだと英語を公用語とする国が多いためどの国かまで特定できません。このため言語設定に加えて国設定をします。これもあくまでSEO的なものです。このページが何の言語で書かれているか、どこの国かを明示的に分かるようにして検索エンジンに対しカテゴライズするための情報を与えます。

 ~ 言語・国コード一覧 ~ 

言語・国 コード
日本 ja-JP
アメリカ en-US
イギリス en-GB
カナダ en-CA
オーストラリア en-AU
フィリピン en-PH
中国 zh-CN
韓国 ko-KR
フランス fr-FR
ドイツ de-DE
ロシア ru-RU
サウジアラビア ar-SA
タイ th-TH
ベトナム vi-VN
インドネシア id-ID

言語・国設定の使用例

HTML

<html lang="ja-JP" >




文字コード設定

 文字コードとは文字集合と文字符号化方式を定めた文字の対応表のようなものです。詳しくはこちらでまとめています。この文字コードとそれに対応したフォントを利用することで画面上に文字が表示されます。
 日本語を利用する場合、選択肢として
 ・UTF-8
 ・S-JIS
 ・EUC-JP
 の3つがあります。日本だけをターゲットとしたサイトではどれでも良いのですが、海外からのアクセスも期待するのであれば、UTF-8にしておくのが一般的です。
 これ以外に英語のみ、つまりアルファベットのみのグローバルサイトの場合を作成する場合は
 ・iso-8859-1
 を使います。(別名Latin-1とも呼ばれます。)
 以下のように<meta>タグ内で設定します。
 あわせて、作成するHTMLページ自体を<meta>タグで設定した文字コードで保存しないと文字化けの原因になりますので気を付けて下さい。iso-8859-1を指定した場合はLatin-1又はANSIで保存するようにして下さい。

文字コード設定の使用例

HTML

<meta charset="UTF-8">
<meta charset="Shift_JIS">
<meta charset="euc-jp">
<meta charset="iso-8859-1">




フォント設定

 <font face>タグでフォントを指定します。

 非推奨タグとなりましたので、原則、CSSを利用するようにして下さい。

<font face>タグの使用例

HTML

<font face="MS 明朝">テスト</font>

  フォントを指定してたとしても利用者側の環境に該当フォントがなければ、代替えフォントで表示されてしまいます。

<font face="MS 明朝,MS ゴシック">テスト</font>

  複数のフォントを指定することもできます。

  ウェブフォントについては別ページにまとめています。





 Copyright IT SKILL MAP. All rights reserved.