ここでは、C言語についてまとめます。
C言語は歴史が古く、1990年頃当時主流のCOBOL、学術計算系のFORTRANの両方の機能を兼ね備える高級言語として利用が広まりました。メモリ管理から、APIやDLLまで作成管理できる自由度の高さから、その後のプログラム言語のデファクトスタンダードとなりました。
現在でも、組込システムやVisual Studioによるアプリケーション開発等、幅広く利用されています。
1.C
Cが利用されることは、ほとんどありません。C++が上位互換だからです。CでできることでC++にできないことはありませんので、C++を利用するようにして下さい。
2.C++
Cをベースに、オブジェクト指向など時代とともに必要となった機能を拡張した、上位互換プログラム言語です。主に、組込みシステムで利用されています。
2-1.C++のIDE
Visual Studio
C++を利用できるIDEです。Visual Studioについては、こちらでまとめています。
Eclipse IDE For C/C++ Developers
Eclipseは、主にJavaで利用されるIDEですが、C++のIDEとしても利用できます。無償、商用可、OSSのEclipse Public Licenseで運用されています。
Eclipse IDE For C/C++ Developers(https://www.eclipse.org/downloads/packages/eclipse-ide-cc-developers/lunar)
NetBeans
C++を利用できるIDEです。NetBeansについては、別ページでまとめています。
CLion
チェコの企業、JetBrainsが提供する、C++用の有償IDEです。日本語化されていないので、必要に応じてPleiadesを利用して日本語化します。
~ 価格 ~
使用年数 |
価格 |
1年目 |
\22,487 ※ |
2年目 |
\17,967 ※ |
3年目以降 |
\13,447 ※ |
※推定小売価格。1ドル113円で換算。
CLion(https://www.jetbrains.com/clion/)
3.C#
C#は、マイクロソフトが開発したC++から派生したプログラム言語です。Visual Studio上で利用することができます。C++の派生とはいうものの、全く別の言語と考えた方が良いです。プログラムの書き方が全く違います。
C#とVisual Studioの.NETを利用することで、Windows、macOS、LinuxすべてのOS用アプリを作成することができます。WEBアプリとしてASPを作成できます。各種モバイルアプリを作成できます。
ゲーム開発環境Unityのスクリプト言語としてもC#が採用されています。
このように、C#を覚えれば、ほとんどのプラットフォームに対応したアプリが開発できると言えます。